1本の電話

野良猫
06 /23 2013
前回の記事では、少し感情的になりました。
今は頭が冷え、冷静に考えられるようになっています。

給餌者にも事情がありそうです。
それに気がついたのは、今日の1本の電話です。

「仔猫を捕獲したから引き取ってくれないか

なんのことか分からず、どの仔猫ですか?とたずねると、亡くなったお母さんの娘猫が産んだ仔猫3匹を見つけた、というんです。

娘猫?

三毛お母さんと一緒にいたキレイな三毛猫のことか。
確かに出産後のような体だった。
でもなんで仔猫を引き取って欲しいのか?
私が行った時は拒否したのに。

その母猫はどうしたんですか?とたずねると、その猫も死んだ、と。
いつですか?
お母さん猫と同じ日、半日ぐらいズレて死んだ、と。

もう頭の中は大混乱ですよ。
同じ日になんで2匹死ぬの? まだ若いのに。
絶対におかしい。

娘猫が死んだ後、産んだ仔猫を探して今日3匹捕まえた、もう2日も食べていないはず

いつ産まれたんですか?

5月の〇〇日(聞いたんですが忘れました)頃だから、1か月ぐらい

仔猫は親が育てるのが一番良いと思っていたから、そのままにしておいたけど、親が死んだら育たない、自分たちも引き取れない、そちらで引き取ってくれないか?」

CCPの預かり先がキャパオーバーしてるのを知っていたし、私自身土日は動けない。
今日は何も出来ないことを伝えると、

これから病院へ連れて行って、病院で引き取って里親探しをしてもらないか頼んでみる
そこがダメだったら、またそちらに頼むから

そこで電話は切れました。


ひとつだけ確信したことがあります。
この現場では、猫が異常な死に方をしている。

仔猫を遺棄している人がいる、そういう証言も得ていました。
給餌者に対して、良くない証言ばかりが集まり、私自身先入観を持たないでおこうと思いながら、疑いの目を持って接してしまったことを反省しています。

給餌者も、野良猫への餌やり禁止の規則がある中で、多くの住人に責められ、心を頑なに閉ざしていたのだと思います。


猫たちの異常な死に方がもし人為的だとしたら、乳飲み子を遺棄している人間がいるんだとしたら、それは給餌者が不妊手術をせず野良猫を世話し、猫を増やしていることが原因のひとつと考えられます。
猫への不満は、世話している人間にではなく猫に向かいます。
加害者は元は被害者というケースも少なくありません。

仔猫を引き取るかどうかまだ分かりませんが、無条件に引き受ける訳にはいきません。

不幸な死に方をする猫を増やさないようにしましょう、一緒にその方法を考えましょう、私は給餌者にそう提案したいと思っています。

難題が多い環境で、どのように住人と野良猫が共生していったらよいのか、私もまだ明確なビジョンが見えていませんが、行政とも連携して、住みやすい環境作りのお手伝いが出来ればと考えています。

給餌者には直してもらいたいことがたくさんありますよ。
まず、人を見下すのはやめてもらいたい(笑)。
威嚇するのもね。

まだどうなるか分かりませんが、少しずつ良い方向に進めばいいなと思います。


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コメント

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No title

なんとも複雑な気持ちになりますね。
その餌やりさんは、相談にのってくれる人に初めて出会ったのかもしれないですね。すみません、勝手に想像してます。
なんとか良い方向に進むといいですね。

お疲れさまです

なんだか怖いですね、猫ちゃんが立て続けに死んでしまうなんて・・・。
原因が人為的なものである可能性もありますよね。
そうでないにしても、猫ちゃんの保護やTNRしていかなければ、犠牲になるのはきっと猫ちゃんたち。
でも給餌者の方に協力して頂かなくては進展しない問題ですね・・・。
キュウさん本当にお疲れ様です。
これ以上不幸な子達が増えないよう祈っております。

No title

驚きの展開ですね。
キュウさんの我慢強い対応で少しずつ状況が動いている
ようですね。
猫たちに何が起こっているのか…それにしても母猫ばかり死んで
しまうなんて!!
もし死んでしまったなら人為的としか思えませんね。
弱いところにしわ寄せがいっている…。
何もお手伝いできませんが良い方向に向かう事を祈っています。

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Re: No title

>猫好きさん
1回会っただけの人間を私なら信用しません。警戒して当然だと思います。
仔猫がいなくなればバンザイだったのか、本当に仔猫を助けたかったのか、私にはまだ彼らが分かりません。
急がず、時間をかけて接していきたいです。

Re: お疲れさまです

>ぽてとママさん
給餌者を嫌う人、猫に不満を持つ人、そんな人たちが多く存在する中で、給餌を続けるのは大変だろうと思います。
自分たちがやっていないことまで、あの人たちがやったと噂され、精神的に追いつめられてもおかしくないと思います。
心を開いてくれる日が来るのか分かりませんが、焦らず取り組みたいです。

Re: No title

>ねこむすめさん
去年、三毛母さんが産んだ猫で育ったのは1匹だけです。確か4匹いたはず。
残りの仔猫は、カラスに襲われたりして死んでいます。
今回は4匹無事に成長していました。
そんな中でお母さん猫が2匹、原因不明の死。それも同じ日。
もっと早く不妊手術をしていれば、お母さん猫は犠牲にならずに済んだかもしれません。
何匹の猫を世話しているのか、その数はいまだに分からず、給餌者とコミュニケーションがうまく出来ない状況で、どう進めていったらよいのか、私も思い悩んでいます。

キュウ

懸命に生きている野良猫たちを見守りながら、時々、個人で野良猫の相談、T.N.R(Trap:捕獲 Neuter:不妊手術 Return:元の場所に戻す)、不妊手術の啓発、里親探しのお手伝いをしています。

時間がある時にCCP(Chigasaki cat's protect)の活動を手伝っています。

野良猫の苦情・不妊手術等は茅ヶ崎市保健所環境衛生課環境衛生担当へ、保護に関してはCCPに直接ご相談ください。