3年の命

野良猫
06 /19 2013
昨日、仔猫を保護しました。
あの三毛親子のこどもです。
仔猫は2匹だと思っていましたが、ねぐらを確認したら、なんと4匹で固まっていました。
真ん中にいた目がグチャグチャで体調が悪そうな仔猫だけ捕まえ、あとの猫には逃げられました。
体が熱く、目の状態からも、かなり危険な状態でした。

すぐに病院へ連れて行こうとしたら、近隣住人が出てきて、あーだこーだと言ってきました。
その人は給餌者の知り合いとかで、自分は餌を与えていないがと前置きした上で、命の尊さを説明し始めました。
要は仔猫を連れて行くなってことでした。
この仔猫は病気ですぐに治療を受けないと危険な状態と説明し、連れて行くことに同意をしてもらい(明確にOKをもらった訳ではありませんが連れて行くなとはもう言わなかった)、お母さん猫の不妊手術をしましょうと話すと、ここでは野良猫は3年で死ぬ、仔猫は生まれても車に轢かれて育たない、だから増えないんだそうです。

その人と、その近くに住む人まで出てきて(この方は猫を20年飼っていたそうで、また飼いたいのでペット可の物件に引っ越す予定)、3人であれやこれや話していると、私の後ろで親子がくつろいでいました。
手前の白キジも、目がおかしいです。猫風邪に感染しているんじゃないかな。

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やっと解放され、病院へ直行。
ヘルペスとカリシウイルスで40度以上の高熱、大量のノミ。
ぶっとい点滴とインターフェロン、フロントラインをしてもらいました。

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体重は聞き忘れましたが、生後1か月から2か月の間と思われます。
兄弟の中で一番小さい女の仔。

預かりさんを待っている間、寒くないように私が着ていたパーカーに包んで、膝の上にのせて背中を撫でていると、体が楽になってきたのか、くーくー寝始めました。

2013-6-19-04.jpg

この仔猫は病院で治療を受けなければ、明日の命は無かったと思われます。
他の猫たちにも感染が拡がっているので、出来るだけ早く保護をしなければなりません。

数日前からぐったりとしていたのを見ていたのに、病院へ連れて行こうとしない給餌者。
今までもそうしていたんでしょうね。
死んだら死んだで構わない。
「猫をとても大切にしている」人の行為とは、私には思えません。

今の時代、野良猫は人間から餌をもらわなければ生きていけません。
給餌者の存在はとても大切です。
でも、「猫のために」餌を与えている人が少ない。
自己満足のために餌やりをしている人は、猫が減ったら困るんです。
だから不妊手術をしない。

この建物はあと数年で壊されますので、いずれ住人は立ち退きになります。
置き去りにされる猫たちのことをどう思っているのか、私は直接給餌者にうかがいたいと思っています。


実は、近辺の聞き取り調査でいろんなお話が出てきています。
そのことについてはまだブログには書けません。
この記事も言葉を選びながら書いています。
内心は怒りであふれています。
でも、怒りでは何も解決しません。

どのように解決していったらよいか、専門家の協力をあおぎながら、事を進めていきたいと思っています。


仔猫は仮名で小春ちゃんと名付けました。
まだ熱は高いのですが、ご飯をよく食べて人間に甘えてるそうです。

猫風邪を軽く考えている人がいますが、適切な治療を受けないと、目がつぶれてしまったり、命を落とすこともあります。
特に仔猫は体力がなく、急変して亡くなるケースも少なくありません。
小春ちゃんはくしゃみを何度もしていました。
猫風邪は飛沫感染しますので、他の猫たちにも感染していると思われます。

ここの猫たちの未来を考えて、私も出来るだけのことをしていきたいです。


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コメント

非公開コメント

ごめんなさい

こういった勝手な人間のせいでかわいそうな一生を送ることになる猫ちゃん達。
私は何もできずにごめんなさいと謝ることしかできなくて・・・。
ぶっちゃけて言いますと、こういう勝手な自称猫好きな方たちは消えて頂きたい。
でも話し合わなくてはならないですよね・・・。
TNRや猫ちゃんの保護など、本当に一番大変なのは人間関係ですね。

それにしてもキュウさんの行動力には毎回脱帽です。
今回も命を助けてくださってありがとうございます。
お外の子猫にとって、猫風邪は一番多い病気じゃないかな?
うちのちいずだって未だに猫風邪完治していません。
早めの治療で元気になるのにね。
小春ちゃん、どうか元気になりますように。

他の子の保護などもあって大変だと思いますが
どうごご無理なさらないでね。

No title

胸が苦しくなってきました。病気に気付いていながら毎日餌やりだけする人がいるなんて。小さい命がなくなる事になにも感じない人が、猫が好きだと言えるのか。「ねこちゃんに餌あげてかわいがってる私」が好きな人なのでしょうか。
直面してるキュウさんの怒りはかなりのものでしょう。深呼吸しながらがんばってください。

Re: ごめんなさい

>ぽてとママさん
「3年で猫たちの顔ぶれが変わるの、給餌者はご自分でも猫を引き取って育てているし、猫をとても大切に思っている方よ」、このおばさんはどこまで給餌者の実態を知っているのか、野良猫を見下した言動に腹が立ちました。
人の話を鵜呑みにせず、自分で見たことのみを信じて行動しようと思います。
今回の仔猫は触れるから不妊手術しようかしらと話しているとも言ってましたが、じゃあ触れない親猫は手術しないでまた産ませるつもりかよって突っ込みたくなりましたね。
小春ちゃんは目の腫れが引き、だいぶ元気になってきたそうです。
早く兄弟一緒にしてあげたいです。

Re: No title

>猫好きさん
自称給餌者の知りあいを名乗る住人は、親猫が仔猫を必死で育てる姿に陶酔し、人間の親子も見習うべきと持論を展開していました。
仔猫は淘汰されるから増えない、この言葉には違和感を感じます。
仔猫を失って親猫は悲しむことはないとでも思っているんでしょうか。
失いたくないからこそ、必死で仔猫を守るんです。
車に轢かれ、カラスに襲われることが日常的になっている現場では、人としての感覚が麻痺してしまっているのかもしれません。

No title

小春ちゃん、早くよくなるといいですね。
「野良猫は3年で死ぬ、子猫は車に轢かれて育たない」…信じられない
言葉です!!
だったら3年で死なないようにしっかり保護してあげて欲しい。
野良猫が妊娠して出産、子育てするのにどれだけ母猫の身体に
負担がかかるか。
普通の飼い猫なら20年近く生きるのにたった3年で死んでしまう
不幸な猫を増やさないためにも避妊は必要だと思います。
猫風邪は子猫にとって生死にかかわる重い病気、キジ白ちゃんが
心配ですね。
キュウさん、大変ですが宜しくお願いします。

Re: No title

>ねこむすめさん
この周辺の住人は、お母さん猫が仔猫を健気に仔育てする姿に陶酔し、人間もこうあるべきって言うんですよ。
お母さん猫が命を削って出産育児をしていることなんてどうでもいいんです。
仔猫大きくなりましたね~と目を細められても、そういうことじゃないでしょって言いたくなるのをぐっと我慢しています。
今回の仔猫は人馴れしそうだから不妊手術しようかって話が出ているとも言っていましたが、じゃあ人馴れしてないお母さん猫はそのまんま?
矛盾だらけの現場ですよ。
とにかく緊急に仔猫を保護して、給餌者との話し合いは保護後にゆっくりとしていきたいです。

キュウ

懸命に生きている野良猫たちを見守りながら、時々、個人で野良猫の相談、T.N.R(Trap:捕獲 Neuter:不妊手術 Return:元の場所に戻す)、不妊手術の啓発、里親探しのお手伝いをしています。

時間がある時にCCP(Chigasaki cat's protect)の活動を手伝っています。

野良猫の苦情・不妊手術等は茅ヶ崎市保健所環境衛生課環境衛生担当へ、保護に関してはCCPに直接ご相談ください。