スコ兄妹

保護猫
04 /13 2016
去年からずっと気になっていたんですが、耳垂れでスコティッシュフィールドっぽい猫2匹がいつも外にいるアパートがありました。
人懐こくて、なんでこんなキレイな猫が外で暮らしてるのか、ずっと不思議に思っていました。

2016-4-9-01.png

2月にご近所の方から、この猫2匹の保護依頼がありました。

アパートの住人が飼っていたらしく、子供が嫌がったからという理由で外に出したそうです。
給餌をしなかったから、猫は大きな声で鳴いて、通りすがりの人や近隣住人にご飯をねだり、見かねて、いろんな人が猫たちに餌を与えたそうです。
住人はこのままではかわいそうと思ったものの、どうすることも出来ず、近隣に住む方がかかりつけの獣医師に相談して、CCPにお話しがきました。

所有者らしき人がいるので、まずその人に話を聞きたかったんですが、いつ行ってもいないんです。
昼間は私、夜は代表が訪問したんですが、いるのかいないのか、会うことが出来ませんでした。
同じアパートの住人に聞き込みをして、管理会社、大家さんに相談した方がいいのではないかということになり、代表が通い詰めてようやく大家さんと会うことができ、その後に所有者と思われる人とも話して、所有権放棄をしてもらい、まず保護したのが「まる子」です。

まる子はデリケートな面があって、保護猫部屋に移動した日、おびえてご飯は食べず、トイレにも行かなかったそうです。
次の日に私が行った時も、不安そうな目をしていました。
大丈夫だよ、よく来てくれたね、と声をかけながら、ナデナデしたら、だんだんリラックスしてきて、ご飯を食べてオシッコをしてくれました。

甘えん坊さんで、自分から膝にのってきて頭を押し付けてきます。
ずっとこうやって甘えたかったんだよね。

2016-4-12-01.png

2016-4-12-02.png

元所有者によると、まる子は不妊手術をしていませんでした。
保護された時、妊娠していました。
エイズの検査で、偽陽性が出ました。
メスを不妊手術しないで外に出せば、妊娠してしまうことぐらい誰だってわかるだろうに。
エイズに感染しないで済んだだろうに。
かわいそうですが、堕胎手術を受けました。
妊娠中期で4匹いたそうです。
生ませてあげられなくてゴメン。
いろいろと検査して、骨の奇形など、スコ特有の疾患も見つかっています。
今は大丈夫でも、年を重ねると症状が出てくる可能性が高いです。

まる子を保護したら、オス(兄貴)の方が姿を消してしまいました。

去勢済みではあったけど、行動範囲が広いらしく、アパート周辺を何日も探したんですが見つかりません。
住人も見かけない、依頼主も見かけなくなったというし、チラシを作成して、周辺100軒近くポスティングしたけど目撃情報はなし。
人懐こいから誰かのお家で飼われているのかなとあきらめに近い気持ちになっていましたが、念のために茅ヶ崎市の迷い猫探し隊に登録してもらったその日に依頼者から兄貴を見たと連絡があり、すぐに行ったけどいません。
数日してまた依頼者から兄貴を見たと連絡があり、すぐにキャリーを持って行ったんですがいません。
私に捕まりたくないから、姿を見せてくれないのかなとネガティブな気持ちになりましたが、目撃情報からヒントを得て、もう一度その場所を探したらいました。
やっと見つけたよ、兄貴。

その時は買い物の帰りでキャリーを持っていなかったので、代表が到着するまで猫を留めておくようにと言われましたが、もしもの時用にバッグに入れてある洗濯ネットで簡単に兄貴は捕まり、チャリのカゴに入れて飛び出さないようにカゴにふたをして、代表宅
に運びました。

兄貴確保まで約1か月、疲れました。。。

兄貴の仮名は「ヒロシ」になりました。

そんな私の苦労なんてつゆ知らず、ヒロシは超マイペース。
低いダミ声でワオーンワオーンと鳴いてうるさいです。

2016-4-12-03.png

まる子と違って、膝や抱っこは嫌い。
ケージもイヤみたいです。
人懐こいんですけどね。

2016-4-12-04.png

エイズ・白血病の検査は陰性でした。
奥歯に歯石がたくさんついていました。
年齢は5歳前後かな~。

まる子とヒロシ、外見はかわいいですが、家族として迎えるには、いろんな面で覚悟が要ります。

2匹とも自己主張が強く、先住猫がいるご家庭は難しそうです。
また、まる子がエイズの偽陽性が出ているため、まる子とヒロシを一緒に譲渡することも出来ません。

お問い合わせをお待ちしております。



=・・= ランキングに参加してます。ポチッとしてくださると嬉しいです =・・=

にほんブログ村 猫ブログ 猫 MIX多頭飼いへ
にほんブログ村
*** いつも応援ありがとうございます ***



【お知らせ】

ヒロシ捜索から解放されたものの、身内の入院などで以前よりずっと忙しくなり、私自身体調に違和感を感じるようになってきました。
今週はブログの更新をお休みします。
幸せ探し会には参加しますのでご心配なく。
CCP卒業猫の『はっぴーらいふ♪』は、通常通り更新する予定です。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

No title

大変お疲れ様でした。
それにしても何て酷い飼い主でしょう!!
こんなにかわいい子たちが餌ももらえず、2月の寒空にお外に出されて
いたなんて!!
もともと室内飼いだった子たち、どんなに寒くて怖くてひもじかっただろうと
思うとせつなくて悲しいです。
でも、CCPに保護してもらえて本当に良かったです。
まる子ちゃん、エイズが陰性になったらいいのですがそういう可能性は
ないのでしょうか?
まる子ちゃんもヒロシくんも良いご縁がありますように。
そしてスコ特有の病気がこれ以上でませんように。
(お恥ずかしい事ですが私はスコッテシュ特有の疾患があるということを
 しりませんでした。)

Re: No title

>ねこむすめさん
スコ兄妹が外に出されたのは去年の夏だそうです。
幸い猫好きな方が多いエリアでしたので、衰弱することはなかったんですが、まる子は妊娠しなければエイズが偽陽性になることはなかったと思います。
飼い主は何を考えているのか…。
兄の方だけ去勢手術して妹は手術しないで外に出すなんて、無責任すぎます。
偽陽性なのは感染してあまり時間が経過していないからと思われます。
再検査しますが、陰性になる可能性は低いでしょう。
前足の奇形、子宮の奇形、歯はボロボロなど、まる子はいろいろ問題を抱えていました。
スコ特有の疾患は、骨以外にも内臓に出ることもあるそうです。
スコ特有の疾患を知っている人はあまりいないと思います。
ペットショップで売ってる人たちも知りません。
知っていたとしても客に説明はしません。売れませんから。
スコの知識を持った上で、飼ってほしいです。

スコは「サイレントキャット」と言われるくらい鳴き声の小さな仔が多いんだげど…外生活のストレスかな(ノ-_-)ノ~良い家族が見付かりますように!

Re: タイトルなし

>ねこさん
外猫時代、まる子とヒロシは大きな声で鳴いてたよ。
黙っていたら誰もご飯くれない、必死だったんだと思う。

>キュウさん
眼を開けて爆睡している仔がスコ♀です。鳴き声はほとんど出しません。離れている時に撫でようとすると逃げますがいつの間にか傍で寝てます(^_^;)そんな時は撫でると自分の手でオイラの手を抑えて舐めてきます。気の強い我が儘な甘えん坊です(^∇^)

Re: タイトルなし

>ねこさん
まる子とヒロシは大きな声で鳴きます。
スコの純血じゃないのかも。
今日の幸せ探し会でも、ヒロシはマイペースでおもしろかったよー。
穴が開いていて捨てようと思ったかまくらベッドをケージに入れたら、中で爆睡してた。
途中、その中でうん○しちゃったりして、本当にヒロシは良い味出してる。

キュウ

懸命に生きている野良猫たちを見守りながら、時々、個人で野良猫の相談、T.N.R(Trap:捕獲 Neuter:不妊手術 Return:元の場所に戻す)、不妊手術の啓発、里親探しのお手伝いをしています。

時間がある時にCCP(Chigasaki cat's protect)の活動を手伝っています。

野良猫の苦情・不妊手術等は茅ヶ崎市保健所環境衛生課環境衛生担当へ、保護に関してはCCPに直接ご相談ください。