講演会

その他
10 /05 2015
動物愛護協議会主催の講演会に行ってきました。

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(開場してすぐに入ったので席はスカスカですが、始まる頃にはほぼ満席でした)

テーマは、以下の2つです。

①人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト
 環境省動物愛護管理室

②飼い主のいない猫との上手なつきあい方
 黒澤泰

①の内容は、殺処分を減らすための取り組みについて説明されていました。
マイクロチップの必要性は理解していますが、我が家の猫たちに埋め込むかは決めかねています。
入れた方がいいんでしょうけどね。

②は、現場経験豊富な黒澤さんらしい、とても分かりやすい内容でした。
「地域猫」の発案者である黒澤さんは、私たちが常々感じていることをまさに話してくれました。
地域猫とは、野良猫をゼロに近づける活動というよりは、猫トラブルをゼロに近づけるための活動です。
地域猫の最低条件として、以下の4つがあげられます。
・周辺住人の理解
・不妊手術の徹底
・餌の管理(時間、場所を決め、置き餌をしない)
・トイレの設置と清掃

どれかひとつでも欠けたら、それは地域猫ではありません。
自己流の解釈で地域猫をやられている方がいて、地域猫を誤解されてしまうケースが出てきています。
黒澤さんもそれを危惧されていました。

地域猫活動には、地域住人、ボランティア、動物病院、行政がそれぞれの役割を務め、連携しながら取り組みます。
地域住人は野良猫たちと直接関わり、給餌や清掃などを行います。
「ボランティア」は住人からの相談にのるなど、アドバイザーとして関わります。
地域住人も無償で活動を行っているので、ボランティアではあるのですが、行政が求める猫ボランティアは、トラブルが起きている現場を改善の方向へ導く術を提案する人です。

ボランティアは、地域住人が猫たちをどうのようにお世話しているのか実際に見させていただいて、より良い方法を示します。
例えば、地面に直接フードを置いて与えている人には、お皿などの容器で与える意味を説明し、それが無理そうな場合は新聞紙やチラシなどの上にフードを置いて、食べ終わったら紙を畳んで捨てる方法などを実際に見せて説明します。
こうしなきゃダメと無理強いをしてはいけません。
こうした方が効率的ですよとお話しするだけに留めます。
実際に毎日お世話される方々の都合もあるでしょうし、地域ごとのローカルルールはあっていいと思います。

今までのやり方を全否定するなどの「やりすぎ」「口を出しすぎ」ると、地域住人はそこまでは出来ないと活動から離れてしまいます。

何度も現場に足を運んで、住人といろんな話をしながら、信頼関係を築くことが大事だと私は思います。
住人とボランティアがお友達関係になる必要はありません。
私の経験ですが、仲良くなりすぎると、給餌者に甘えが出て、いろんな要求をしてくるようになります。
程よい距離感でお互いの立場を尊重しつつ、猫の問題に取り組むと良い関係が維持できると思います。


講演会の内容に、私がボランティアをやりながら感じたことを書いてしまいましたが、黒澤さんのお話はとても面白かったです。
地域猫の原点に戻って、地域猫ってなんだろうと考える良い機会になりました。
野良猫のことで困っている人や自治会、給餌者など、いろんな人たちに聞いて欲しい内容でした。



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キュウ

懸命に生きている野良猫たちを見守りながら、時々、個人で野良猫の相談、T.N.R(Trap:捕獲 Neuter:不妊手術 Return:元の場所に戻す)、不妊手術の啓発、里親探しのお手伝いをしています。

時間がある時にCCP(Chigasaki cat's protect)の活動を手伝っています。

野良猫の苦情・不妊手術等は茅ヶ崎市保健所環境衛生課環境衛生担当へ、保護に関してはCCPに直接ご相談ください。