マロ♀

野良猫
07 /01 2015
5年ぐらい前に友人と一緒にTNRしたマロが亡くなったと連絡がありました。
マロはTNR後にトラバサミで後ろ左足の先端を無くす大怪我をしながらも奇跡的に回復し、卵巣が残っていたために再発情して試験開腹を行い卵巣を摘出したりなど、いろいろとあった猫でした。

今年の1月頃のマロです。
人馴れはしていなかったけど、かわいくて人気がありました。

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マロはペット不可の集合住宅で生まれた野良猫です。
この現場も猫が多くて、いつも住人同士でもめていました。
市会議員にも相談しました。
自治会にも相談しました。
私も何度か足を運び話をしましたが、まったく解決策が見えず。
管理会社はペット不可だから野良猫も存在しないという考え。

私は何度も通い、自分たちでやるしかないんだよと給餌者たちを説得して、集合住宅の住人と一緒にTNRを行いました。
今は給餌者たちが情報を共有し、仔猫や人馴れした見かけない猫が突然現れたりすれば里親探しをするなどして、増やさない努力をしてくれています。

行政が指導しなくたって、自治会や管理会社の協力がなくても、住人の強い思い、行動力があれば、TNRは出来るんです。
不妊手術の費用は住人たちの寄付です。
フードは自腹で皆さん購入して与えています。
フードはお皿に入れて与えており、食べ終われば片づけます。
食事の時間に来た猫にだけフードを与え、置き餌はしません。
目立たないように猫ハウスを置いています。
トイレは設置できないので、目立つものだけ回収しています。

こういう形が出来るまでは何年もかかりました。
細く長くつづけた結果、TNRした猫が徐々に姿を消したり亡くなったりして少しずつ数が減っています。
少しさみしい気もしますが、それでいいんです。
ペット不可の集合住宅に野良猫はいない方がいい。

亡くなった野良猫に対して、また会おうねとは言いません。
今いる野良猫のすべてがTNRされ、適正管理される社会を目指して頑張っていますから、もう会えなくていいんです。

足が痛くてビッコをひいていたマロ、もうあんよ痛くないね。
先に逝った猫たちと仲良くね。


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オス?メス?

野良猫
06 /01 2015
数日後、前回の記事の現場視察の後に、TNR依頼を受けた場所へ行ったら、茶トラがいました。
キレイな猫です。
茶トラはオスが多い気がするんですが、この仔はメスっぽい感じがするんですけど、どう思いますか?

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人馴れしてるかは分からないけど、こんな器量よしなら、病気がなければ里親さん見つかるかもしれないのにね。
TNRしかできなくてゴメン。


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2つの現場

野良猫
05 /30 2015
先週、相談を受けた現場視察の後に、近くだったので、1月にブログで書いた現場にも寄ってみました。

2年前にTNRした猫と昨年の春生まれの猫がいました。
TNRした猫たちの体を見てショックを受けました。
昨年はあんなにふっくらとしていたのに痩せて、まだ若いのに毛艶が悪くボサボサ。

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体調が良くないのかもしれないけど、複数の猫が同じなので、もしかして栄養状態が良くないのではないか、ご飯をもらえていないのではないかと思い、思い切って、このお宅のピンポンを鳴らしました。

出てこられた方からいろいろとお話しをうかがい、詳細は確認中なので割愛しますが、昨年の春生まれの猫たちを不妊手術してもらいたいとのことでしたので、妊娠中の猫がいたこともあり、優先順位を上げて、対応することにしました。

右側の猫はTNR済みで、左側の猫は他のお母さんから生まれた猫です。
昨年の春に出産済みだった白黒♀がいたので、それがお母さんでしょう。
お母さんは人懐こかったけどまだこの辺りにいるのかな?
右側の猫の左耳、おかしいですよね?
耳血腫かもしれません。

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左側の猫は妊娠中だと思われます。
お腹パンパン。

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同じような鼻ブチ柄の白黒が3匹いるそうです。

昨年の5月に現場を視察した時の写真です。
白黒のどちらかが妊娠中の猫のお母さん。
手前のサビは当時妊娠中で、今回TNR対象の茶トラ2匹のお母さんと思われます。
このサビが先週相談を受けた現場のお母さん猫かもしれません。

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今回依頼を受けた猫は、昨年の春生まれの猫5匹だけど、その5匹のお母さん猫など、他にもいるはずなんです。
依頼者は飼い猫かもしれない猫もいるというけど、飼い猫ならご飯くださいって来ますかね?


近隣住人が糞尿被害を理由に餌やりさんたちを追い払っていると聞き、この場所で数年餌やりを続けていた給餌者はどうしたんだろうと思い、何人かの猫友さんに確認したところ、給餌者は昨年の暮れに亡くなっていました。
昨年12月だったかな、給餌者が餌やりしている姿を見たという人がいました。
体調が良くないのに、ギリギリまで通っていたようです。
困ったことがあれば連絡してくださいと私の連絡先は伝えていたはずなんですが、そこまで考える余裕がなかったのかもしれません。

残された猫たちは移動した猫もいるみたいですが、留まって餌を待ち続けている猫もいます。
猫に囲まれた家の人は、かわいそうで猫に餌を与えていると話していましたが、十分な量はもらえていないと思います。

悪いのは猫じゃないのに、人間なのに、結局猫にしわ寄せが来てしまう。
悲しいです。

行政が何度も視察に入ってる現場なのに、視察ってただ見るだけで終わりなんですかね?
給餌者が来ていても接触はしないし、近隣住人に話しを聞くとかしないんですかね?

相談を受けて見に行った現場、そしてこの現場で聞いた話で、私のヤカンは沸騰しまして、その足である場所に乗り込み、今までどんな対応をしてきたのか事情を聞きました。
そんなこと言ってないと思う、そんな電話は受けていないと思う、視察に行ったけど会えなかった、という返答。

何が正しいのか分からないし、もう怒りを飛び越えてガッカリです。
一緒に頑張ってきたと思っていたのに。
所詮、他人事なんだよね。

そんなことが多々あり、いろいろと考えることがあり、頭が痛くなって胃まで痛いです。

こんな時は黒豆くんをぎゅっと抱きしめる。
ゴロゴロと爆音で喉を鳴らし、顔をペロペロなめてくれる黒豆くんに癒されてます。


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乳飲み子のその後

野良猫
04 /11 2015
乳飲み子のその後です。
生後10日目、白黒♀は104グラム

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黒♂は122グラムでした。

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かなりゆっくりなペースで増えています。
翌日に黒♂の目が開いたよーと給餌者から電話がありました。
乳飲み子も給餌者も頑張っています。

その後、私が体調を崩し、少し間が空きましたが、生後20日頃に様子を見に行ってきました。

白黒♀は亡くなっていました。
残念です。

黒♂は元気でした。
152グラム、10日で30グラム増えていました。
小さな歯も生えてきたので、もう少ししたら離乳食を開始します。
そこで栄養をたくさん摂らせて、お腹ポッコリにするぞー。

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現場は妊娠中の猫が2匹に増え、あぁ…とため息。
捕獲チャレンジしますが、人馴れしてないし、来る時間が同じでない、給餌者は一人暮らしの高齢者と難しい要素ばかりです。
給餌者はのんびりやろうよと言いますが、のんびりしてたら生まれちゃう。
やるだけのことをやって捕獲出来なければ仕方ない。
何もしないでいることの方がきっとあとで後悔します。

給餌者も置き餌をやめるなど、環境は少しずつですが改善しています。
置き餌をすることで不特定多数の猫が来て、なんにも関係のないご近所の人たちは猫たちの鳴き声や糞尿被害にあっているんです。
猫嫌いな住人が多いと嘆くので、その原因を作っているのは給餌者本人であることを話しました。
猫を大事に思うなら、置き餌をやめて、特定の猫が来た時に餌を与えるようにし、そして野良猫がもう増えないように不妊手術を行いましょうよと。
給餌者はそんなにいろんな猫が来てるとは思っていなくて、私に言われたその日の夜にキッチンを見たら、見知らぬ猫が数匹出入りしていたを見たそうです。
自分が猫を増やしていると思われても仕方ない、置き餌はやめるといって、私が見に行った時もお皿は空にしていました。
理屈を積み立てて話していけば分かってくれる給餌者です。

ここで生まれる仔猫は、黒♂を最後にしようね。
この仔がまだ無事に育つか分かりませんが、なんとか頑張って欲しいです。


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乳飲み子

野良猫
03 /28 2015
2年前ぐらいに猫の関係で知り合い、その後音信不通だった人から、乳飲み子が家にいるのよと興奮した状態で電話がかかってきました。
前回会ったとき、親子の猫を世話していたので、仔猫は保護して里親探し、お母さん猫は不妊手術を勧めたんですが、仔猫は馴れない、お母さんはまだこどもだから時期が来たら自分で手術をすると言ったので、私はその言葉を信じてお任せしたんです。

その後、気にはなっていたんですが、忙しくてそのままにしていました。
今回いろいろと聞いたら、何も改善されていませんでした。
当時来ていた猫はもういなくて、次々と違う猫が出入りしているようです。
不妊手術をしていないのに、今まで仔猫が出なかったことが不思議。
どこか別の場所に移動して、そこで不妊手術してもらえているといいんですが。

乳飲み子のお母さんは若い猫でした。
家の中にベッドがあり、今はそこがお気に入りで寝ているそう。
人馴れはしていません。

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家の中は猫が出入り自由に出来るように、常に窓が少し開いており、水と置き餌が置かれていました。
夜も開けたままだそう。
不特定多数の猫に餌をやってはダメというと、そんなかわいそうじゃないの、餓死しちゃうわよと。
給餌者は高齢者です。
お元気そうですが、高齢ですから、いつ何が起きてもおかしくない。
ご近所は猫嫌いばかりとこぼしますが、猫嫌いを作っているのは、この人なんです。
それに気づいてない。

乳飲み子は家の中で胎盤に包まれた状態で見つかりました。
お母さんは育児放棄で、この人が袋を切って乳飲み子2匹を取り出し、ミルクをスポイトで与えていました。
それも人間用の牛乳。
残った牛乳は自分が飲んでいると、笑って話します。

もう信じられないことばかり。
人間用の薄い牛乳で、乳糖が入ってるから下痢しやすい、命取りになります。

電話でミルクを仔猫用のものに替えること、保温、排せつの仕方を教え、翌日様子を見に行くことにしました。

仔猫用のミルク、シリンジ、デジタルスケールなどを持って訪問すると、外見はキレイで立派なお宅なのに、中は猫が泥だらけの足であがるので床がざらざらしてます。

私が指示したことは何もされていませんでした。
乳飲み子はミャーミャー鳴いて、箱から出て、何かを訴えています。
明らかにお腹が空いてる。
すぐに仔猫用ミルクを温め、シリンジで与えると、強い力で飲みました。
オシッコトントンをしたら、じゅわっとたくさんのオシッコが出ました。
もう1匹の方も早く頂戴と鳴くので、ミルクを与えると5ml飲みました。
生後5日目、体重を測ると、白黒は84グラム、黒は95グラム。
生後5日目ですよ、お母さんのオッパイを飲んでいれば、150グラム前後にはなっている時期です。
排せつ介助もしてもらえてなかったから、タオルに垂れ流し。
だからタオルが濡れて冷たい。
よくこんな状況で生きてるよ。

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2時間おきに牛乳を与えていると言ってたけど、よくよく話を聞いてみると、そんなに細かく与えてない。
2時間後の時もあるし、5時間後の時もある。適当。
少ししか飲まなかったみたいで、私が2.5mlのシリンジを2本ずつ2匹に飲ませたら驚いてました。
そんなに飲むの?って。

死んだら死んだで仕方ないって言われました。

でも、ミルクを与えてるってことは、この猫たちを生かしてあげたいんでしょう?
お母さん猫が育児放棄した以上、あなたがその役目をやるしかない。
やり方を教えるから、その通りやって。
そうすれば大きくなれるかもしれないから。

やってみると答えたので、丁寧に教えました。

私が引き取って世話した方が生存率は上がります。
でも、やりません。
この人に、お母さん猫が命を削りながら子育てする大変さを分かってもらいたいからです。
不妊手術の意味を理解して欲しい。
それにこの人は私に乳飲み子を引き取って欲しい訳ではなく、目がいつ開くのかを知りたくて電話してきました。
かわいいお目目で自分を見つめる日を楽しみにしてるんです。
だから、生きられる可能性は低くなるけど、この人に任せた方がいいと判断しました。
お母さん猫は不妊手術して欲しいと言ってきたので、体が回復次第、CCPで請け負うことを約束しました。

2日後、この人から電話がありました。
死んじゃった連絡かと思ったら、あんたが持ってきたミルクを注射器で与えたらよく飲むようになった、鳴いてうるさかったのによく寝るようになったよって。
水分はとれてたけど栄養が足りなかったんだと思います。

生後7日目、頑張っています。
体重が増えているのか心配なので、近々デジタルスケールを持って様子を見に行こうと思っています。


今年に入ってから、通常の保護猫の世話に加えて、現場視察、TNR、相談対応など、異常な忙しさが続き、季節の変わり目もあって、体調が良くありません。
一応主婦業もあり、そちらも手が抜けません。
ヨロヨロな状態な時に、今度は置き去り?が出ました。
そのことは後日書きます。
もうホントに痛いところだらけでヨロヨロだよ。。。


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キュウ

懸命に生きている野良猫たちを見守りながら、時々、個人で野良猫の相談、T.N.R(Trap:捕獲 Neuter:不妊手術 Return:元の場所に戻す)、不妊手術の啓発、里親探しのお手伝いをしています。

時間がある時にCCP(Chigasaki cat's protect)の活動を手伝っています。

野良猫の苦情・不妊手術等は茅ヶ崎市環境保全課へ、保護に関してはCCPに直接ご相談ください。